【もーすの妖怪図鑑】ひっぱり小僧

The following two tabs change content below.
もーす

もーす

工場勤務のお兄さん。絵を描くのが好きです。

パーカーをはおって、出かける前の最後の確認、鏡を見るとフードのひもが片方穴に吸い込まれそうに。。。

危ない!! あわててひもを引っ張る。

吸い込まれてしまったひもをまた引っ張り出すめんどくささは不器用な人間にとっては地獄だ。

ひもを抜いてしまうファッションもあるようだが、せっかくひものついたパーカーを買ったのだ、どうせならブラブラさせておきたい。

でもいったいどうして、勝手に左右のひもの長さがこんなにも変わってしまうのだろう?

それはきっと「ひっぱり小僧」のせいだろう。

ひっぱり小僧はひっぱれるものならなんでもひっぱる。靴ひもにズボンのひも、道端の雑草まで。風もないのに草の葉がぴょこぴょこ動いているときがあるだろう、あれはひっぱり小僧のせいなのだ。

仲よくなってほったらかしている庭の雑草でも引き抜いてもらいたいところだが、彼の趣味はあくまでひっぱることで、抜くことではないから、そううまくはいかない。

妖怪には妖怪の世界があって生き方がある。人間の利益のために働かせようなんて甘い考えなのだ。

スポンサーリンク
広告




広告




フォローする

スポンサーリンク
広告