今後「俺ガイル」の聖地になる場所を先回りして巡礼した

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今回は4月より放送が開始する『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』(3期)の最終話あたりで登場するであろう場所を聖地巡礼していきます。理由は僕が「俺ガイル」大好きだからです。

これまでアニメに登場した場所ではなく、1・2期では登場しないこれから映像化される場所を巡るので、原作ラノベの文章からロケ地を推測しようと思います。

僕が「俺ガイル」に初めて出会ったのが高校時代。そこから6~7年、ともに歩んできました。彼らの物語は僕の第2の青春ともいえます。いや、自分の青春は空っぽなので繰り上げで第1の青春でもいいです。彼らの物語も完結し、僕も社会人になります。ここらで今一度、彼らとの青春に思いを馳せるためにも聖地を巡礼していきたいと思います。

土地にオタクがあふれる前に先手を打って舞台のノスタルジーを独り占めだー!
*最終巻(14巻)のネタバレしかないのでそこは自己責任でお願いします。

TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」公式ホームページ|TBSテレビ
TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」2020年7月 TBS、BS-TBSほかにて放送開始

 

~あらすじ~
孤独に負けず。友達もなく、彼女もなく。リア充には「爆発しろ!」とつぶやき、
将来の夢は「働かないこと」とのたまう。
そんなひねくれ高校生・八幡が学校一の美少女・雪ノ下雪乃が所属する「奉仕部」に入部して……。
見た目ビッチの由比ヶ浜結衣や天使のような戸塚彩加にも囲まれて、どう考えてもラブコメ展開!?
と思いきや、繰り広げられるのはまちがいだらけの青春!
8巻からはあざとかわいい後輩キャラ「一色いろは」も加わり、
雪乃、結衣、八幡の関係は変化を見せる……?
https://gagagabunko.jp/specal/oregairu/index.html

総武高校・最寄り駅

まずは1・2期でも登場する比企谷たちが通う総武高校とその最寄り駅周辺とされている場所を見ていきたいと思います。この2か所はネットで調べればすぐ分かり、作品内でもよく登場するので今後はここを中心に推測をたてていきます。

主要地域のマップ

ここが最寄り駅とされている「稲毛海岸駅」になります。ファストフード店もカラオケもあり、高校生が放課後に遊ぶのにちょうどいい感じの駅です。登場するキャラクターも放課後に遊んでいたかもしれないと思うと彼らの存在を微かに感じ、初めて来た土地にも関わらず妙な懐かしさを感じます。

 


ちなみに今回僕は高校時代の制服を着てきました。高校生である主人公たちと、気持ちや思い出のシンクロ率を高めるためにも身も心も高校生に戻るためです。現在22歳、4月から社会人です。よろしくお願いします。
それにしても高校生のパーカー率とネクタイのだらしなさは異常。

 


駅前には「マリンピア」という小さな商業施設があり、作品内でもちょくちょく出てきます。
14巻で由比ヶ浜とその母、そして比企谷でタルトの材料を買いに行ったイオンもここの事だと思われます。由比ヶ浜は徒歩通学であり、由比ヶ浜宅の近隣のイオンに行ったと描写されているのでほぼ確定でしょう。
撮影はできませんでしたが、食品売り場に彼らの微笑ましい姿を幻視し泣きそうになったことは報告しておきます。

 

1巻と最終巻を添えて

こちらが総武高校のモデルと思われる「千葉市立稲毛高等学校」です。駅から徒歩で約2~30分かかり、思ったより疲れました。
関係ないけど、キャラデザの変化が面白いですね。雪ノ下の血色がだいぶ良くなってる。

 

由比ヶ浜宅近隣の公園

次は由比ヶ浜がフラれた公園を探したいと思います。この場面は2人の下校時の描写から始まるわけですが、推測の材料となる文を原作14巻から抜粋すると、

・駅へと向かう小道に並ぶ木々にも夕日が降り注いでいる。(322P)
・などと、話しているうちに、由比ヶ浜の家すぐそばまでやってきてしまい、マンションのエントランス前庭にほど近いコンビニの前で立ち止まった。(324P)
・由比ヶ浜そのまま、コンビニからすぐそこの公園へと足を進めた。(325P)

これらから①高校から駅の間にあり②コンビニの近くにある③公園、であることが分かります。以前のお話で由比ヶ浜宅は学校から延びる大通りに立ち並ぶマンションの一角という描写もありました。
そして、この条件に当てはまる公園がこちらです!

 

ここで二人は話したんですね。あの時のガハマさんがどんな気持ちだったかを考えると僕も泣きそうになりました。でも、ガハマさんも家につくまで泣かなかったので僕も我慢しなきゃですね!
……なんて思ってたんですけどここじゃないっぽいです。……はい。

 

家に帰ってから小説を読み直すと、明らかに公園とマンションとコンビニの距離関係に違和感があり、ストリートビューで探すとコンビニの反対車線にそれっぽい公園がありました。
事実関係をまとめると、制服を着た成人男性がなんの縁もない公園を見て涙目になっていただけでした。ただの怖い人だ。

 

雪ノ下に告白した陸橋

続きまして、比企谷が雪ノ下に告白した陸橋を探します。この場面は雪ノ下と学校から駅の方向に歩いていくところから始まります。

・京葉線の高架下を超えたら、声をかけようと決めて、そのタイミングを計る。(387P)
・海辺からずっと長く続いた道も、やがて、国道に行き当たる。ここを左に折れれば俺の家へと向かう道にぶつかるはずだ。(389P)
・国道を超えるための陸橋に差し掛かった時、俺は確かな足取りで持って、迷うことなく、自転車を押した。(389P)


上記の条件に合う橋はこの「稲毛陸橋」で間違いないでしょう。
長く見守った二人が結ばれた場所だと思うと嬉しい気持ちがあふれる反面、俺より先に彼女を作ったことにムカついて泣きそうにもなりました。

ちなみに、この陸橋は比企谷が自宅に帰るのに渡る必要はないんです。だけど、比企谷はうまく雪ノ下に話しかけられず橋まで来てしまいました。実際に歩いてみると橋に辿り着くまでにいい感じの公園があったりして、比企谷がタイミングを逃している様子がより鮮明に浮かび、得も言えぬ気持ちです。まさにエモい。

 

雪ノ下とデートした海

次は雪ノ下との初めてのデートで訪れる海浜公園とカフェを見ていきます。学校の近くの海浜公園だと描写されているのでこれは「稲毛海浜公園」で確定でしょう。

場面冒頭に2人で座っているベンチ(たふん)

・なんだかんだ一駅分くらい歩いていたらしい。海沿いの道を進むうちに、えらくシャレオツな建物が見えてきた。(421P)
・オーシャンビューを楽しめるバルコニー席、二階部分はガラス張り、壁はコンクリ打ちっぱなしで〈中略〉ベーカリーカフェと書かれていた。青空の下、ふかふかのソファが置かれた充実のカフェスペースだ。(421P)

上記の文をもとに海岸沿いに隣駅である検見川浜駅の方向に歩いてみたいと思います。

 

 

中高生やお子さん連れが多くTHE平穏みたいな砂浜。
海も砂浜も人々もきれいだけど、スニーカーで歩いているから靴の中に砂がたまるし、砂浜は歩きにくいし、1人だし、制服着てるのに22歳だし、1人だしで気持ちが辛くなって泣きそう。結局、30分ぐらいえっちらおっちら歩いてカフェに辿り着きました。千葉の1駅分はバカ遠かったです。
途中、砂浜が途切れるので迂回のために何にもない舗装路を10分ぐらい歩かなきゃいけないんですけど、(こんなとこをただ散歩するとかアイツら付き合いたてのなんでも楽しい時期かよ!)と気持ち悪いツッコミを脳内でして鬱。そのあと「しにてー」と無意識でつぶやいたら後ろにおばちゃんが歩いて恥ずかしかったです。

 

こちらの「ブリオッシュドール」さんが作中に出てくるカフェだと思われます。おしゃれかよ!
というか、建物が描写通りすぎて感動。

・一番海に近い、風が気持ちよく吹き抜けいていくソファー席に腰掛ける。(421P)
・上機嫌にそう言うと、雪ノ下もタピオカミルクティーを飲み始める。(422P)

2人が座ったのは建物の手前のおじいちゃんたちがいるソファーの事でしょう。せっかくなので僕もタピオカを買いました。
ロケーションがよく、あの2人がここで嬉し恥ずかしといった様子で並んで座っていたと思うと微笑ましい気持ちになります。

 

「そ、そう?ありがとう……」
言いながら前髪を直すと、雪ノ下は腰を浮かせ、ソファをスライドした。そのまま俺の真横に来ると、カップを差し出す俺の腕に、控えめながら腕を絡めてくる。
そしてインカメラで二度ほどシャッターを切った。(423P)

 

2人がぎこちなく自撮りした場所で、僕は1人ぎこちなく自撮りをすることしかで来ません。寄り添う人がいない自分の腕に自分の人生の軽さを感じてしまいました。つまり、めっちゃ鬱。
しかも、自撮りが下手で何回も撮り直していたら隣の席の小さい女の子が勘違いして「あのひとめっちゃこっち撮ってくる!」って騒ぎだしたので逃げるようにその場を後にしました。まじで泣きそうでした。
でも、だいじょうぶです。比企谷と雪ノ下の幸せを感じられて良かった。

 

おわりに

振り返ってみたらエモさやら変な辛さやらで泣きそうになってばかりの聖地巡礼でした。楽しさは大きかったけど、移動はけっこう疲れたし、スニーカーの中が砂でじゃりじゃりするし、昼ご飯はタピオカだけだったのも辛かった。
それに、1人で舞台を歩いていると、キャラクターと苦楽を共にしたように感じていても、その思い出を共有できる相手はおらず、現実で生きているのは自分だけだと思い知らされて、疎外感から寂しさを感じました。それでも、足の指先に感じる確かな砂の感触に彼らの存在を意識せずにはいられません。同じ砂浜を歩いた彼も同じように指先に煩わしさを感じていたら良いなと思います。

最後に作者の渡航氏、イラストのぽんかん⑧氏、そして比企谷達に感謝の意を伝えたいと思います。眩しくもまちがい続けた青春をありがとうございました

以上、こじらせたオタクの聖地巡礼でした。

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