【検証】一番美味しくタバコが吸える自然はどこ?<山 vs 川 vs 海>

体験レポート

喫煙者の皆さん、近頃美味しいタバコは吸えてますか?

 

どうも、この度ナンセンスダンスに加入いたしました、アンダバと申します。

 

ところで、最近タバコというものに対しての風当たりが強い世の中になってきた、と感じている喫煙者の方は多いのではないかと思います。そしてなんとなくやさぐれて吸ってしまい、近頃では本当に美味しくタバコを吸えていないという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな流れを断ち切るような検証をしてみたいと思います。

本当に美味しいタバコとは

昨今、年々タバコを吸う人が少なくなっていると聞きます。

まぁ確かに健康面や金銭面、人への迷惑(副流煙やポイ捨てなど)でのイメージ悪化と、あまり良い印象がないので当然の流れなのかもしれません。

かく言う筆者はと言うと、なぜか逆に25歳くらいからタバコを吸い始めました。正直、上記のことも理解していて、メリットが少ないことも分かっているんですが、お酒を飲むときにお供として吸ってしまうんですね。

まぁただ実際、吸っていて毎回思うのが「タバコって味的に美味しくはないよな~~?」ってことです。個人的な感想なので世の大勢の喫煙者がどう思っているかは分かりませんが、たぶん味的には「本当に美味しい」とは思っていないのではないでしょうか?(美味しさだけで言ったらたぶん飴とかの方が美味しい)

 

しかし、たまに一般論として聞くのが「自然の中で吸うと美味しく感じる」という話。

確かに“味”と言うものは単に味覚だけではなく、五感で感じるものとも言います。

 

じゃあ果たして、どの自然で吸うのが一番美味しいのでしょうか?

検証していきたいと思います。

 

 

どこで吸うかと評価軸の検討

まずはどこで吸うかの検討ですが、皆さんは「自然」と言われて具体的にどこを思い浮かべますでしょうか?

筆者の感覚及び立ち飲み屋での聞き込みによると、山・川・海の3つが代表的であると言うことが分かりました。

また、検証として1日の内にそれぞれで吸わないと正確に比較ができないと思うので、時間的な制約も踏まえてこの3つで進めていきたいと思います。

 

次に評価軸ですが、これは完全に主観になってしまい、どうしても個人差は出てしまいますが、できるだけ正当に評価したいと思います。

評価軸は下記の3つでそれぞれ★5個がMax(小さい星⋆は★0.5個分)にしたいと思います。

[雰囲気&喫煙環境・爽快感&開放感・美味く感じた度]

最後の章でまとめて評価します。

 

それでは早速それぞれの場所で美味しくタバコを吸っていきます。

(それぞれの場所では副流煙等の影響を考え、まわりの人との距離を取り吸っています。また、灰と吸い殻はすべて携帯灰皿で回収しています。)

 

 

 

山(麓に多度大社を抱える『多度山』)

1か所目、山。

筆者は名古屋在住なので手近で登りやすそうな多度山という山へ登山しに行きました。

多度山 – Wikipedia

その麓には多度大社(たどたいしゃ)という、東海の人ならなぜか一度はその名を聞いたことがあるであろう神社があります。

 

いくつか登山道があるようですが、一番早く着ける健脚コースで登山することにしました。

ちなみに健脚コースを登る際は、多度大社の横を抜けた細道の奥に駐車場があります。休日とは言え朝9時でもいっぱい車が止まっていました。

 

登山道の入り口はこんな感じ。なんだかトトロの世界観ですね。

 

優しそうな見た目の入り口でしたが登山はなかなかキツイものでした。木々や岩肌、山道など歩いていて景色の変化があり楽しいものの、勾配がキツイところや足元がとられるところがあり、登頂するころにはへとへとでした…。

まぁとは言えなんとか山頂に到着。

 

それでは早速…

ふぅ~…

やっぱりそもそも自然の中でタバコを吸うという行為は、その背徳感からかどこか美味しく感じてしまうものですね。

山頂の空気が澄んでいるという点や山頂からの景色もあるため、これはかなりの高得点。ただ、やはり他の登山客の目があるので雰囲気的にはちょっとアウェーかも。

 

 

 

川(木曽三川の内の二つが交わる『船頭平閘門』)

2か所目、川。

「木曽三川」という言葉をご存じでしょうか。

東海の方ならおそらく小学校で習う、愛知県と三重県の県境辺りを流れるでっかい3つの川の総称です。

木曽三川 – Wikipedia

この3つの川、過去には合流・分流がある上、川幅も広かったため水害が多かったそうです。その水害を減らそうと、1887年にオランダ人が3つの川を完全に分流する計画を立案しました。その際に作られたのが木曽川と長良川を結ぶ『船頭平閘門』です。

まぁシンプルに言えば二つの川を船が行き来できる門ですね。川の合流点には国営木曽三川公園船頭平河川公園という公園があり、その中に船頭平閘門があります。二つの川を結ぶ部分には橋がかけられており、その橋の上で過去に想いを馳せながら両サイドの川と閘門を眺められます。

それでは…

木曽川方面

長良川方面

ふぅ~…

風が心地よいです。川の風って天気が良いと穏やかでとても気持ちいいものです。

こういった日にはやはり釣り人や絵を描く人もけっこういました。それらをぼんやり見ながらタバコを吸っているとこちらもつられて穏やかな気分になりますね。また、「過去に想いを馳せる」ってのもタバコを吸うシチュエーションとしてはグッド、こちらもなかなかの高得点。あえて言うとすると、山と比べて景色の爽快感は少ないという点。総合的に見てここがどう影響するか…。

 

 

 

海(名古屋の海と言えば『名古屋港』)

3か所目、海。

名古屋で一番有名な水族館である名古屋港水族館。その水族館が立地しているのが『名古屋港』です。

名古屋港 – Wikipedia

名古屋港水族館ばかりが話題になりがちですが、実は名古屋港自体も日本で最大級の港湾であったり、年間の総貨物取扱量が2019年まで18年連続日本一だったり、貿易輸出額でも2019年まで21年連続で日本一だったりとけっこうすごいんです。

 

名古屋港水族館の方ではカップル達がにぎわっている中、僕は海が目の前に見える先っぽの方でタバコを吸ってみました。

 

早速…ふぅ~…

風、強すぎ。火をつけるのも苦労しました。大海原で吸ってるぞ、という気分的な面では気持ちいいんですが、全体的に穏やかな日にも関わらず風が強すぎるのはちょっとマイナス。火も付きにくいし、髪もばっさぁって感じです。でも、潮のにおいがいいアクセントでタバコの美味しさとしてはグッド、景色も開放感がありタバコを美味しく感じさせます。総合点的にはどうか…。

 

 

 

一番美味しくタバコを吸えるのはどの自然?

3つの大自然の中での喫煙を終えました。

どこも甲乙つけがたいのは間違いないのですが、自分の中での評価をしていきたいと思います。

 

<山>

雰囲気&喫煙環境:★★★

爽快感&開放感:★★★★⋆

美味く感じた度:★★★★★

⇒総合★12.5

 

<川>

雰囲気&喫煙環境:★★★★⋆

爽快感&開放感:★★★⋆

美味く感じた度:★★★★

⇒総合★12.0

 

<海>

雰囲気&喫煙環境:★★

爽快感&開放感:★★★★★

美味く感じた度:★★★★⋆

⇒総合★11.5

 

と言うことで、総合★12.5を獲得した<山>が最も美味しくタバコを吸える自然という結果になりました!

まわりの目が少し気になるとは言うものの、マナーを守れば基本は問題ありません。山頂で吸うタバコの美味さはそれを上塗りするほど美味しさを感じさせましたし、景色の素晴らしさとか爽快感&開放感はもちろんですが、やはり「山頂まで登った」という達成感やシンプルな体の疲労感もタバコを美味しく感じさせた一つの要因だと考えられます。

川は平均点が高いですが、なにかもう一つスパイスが足りないと言ったところです。まぁとは言え、行きやすさ等を考慮すると一番コスパが良い自然とも言えるので、普段使いには良いかもしれません。(人は少ないとはいえもちろん喫煙マナーは守る必要あり)

海に関しては、やはり風の強さが目立ちました。開放感や美味しく感じた度は高かったものの、そもそも吸いにくいという点で点数を稼げずです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

喫煙者の方にはある程度、参考になった部分もあると思います。

ただ今回、結果として山が一位となりましたが一番の問題としては、一般的な喫煙者はそもそも山を登らない、もしくは登れないという点があります。実際筆者もそこまで普段吸わない(1日1本程度)三十路男性ですが、登山時は息切れが尋常じゃありませんでした。

体力的に厳しい人や1日の本数が多い人にとってはハードルが高いかもしれませんが、今回の検証を通してはそんな人にこそ是非山頂で吸ってほしいと感じられました。登山することで健康的になるという副効果もあります(山頂で吸うことでプラマイ0ですが)

 

気になる方は身近な山で試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

ちなみに…

途中の写真で吐いていた煙は実は作りものでした。

それっぽく見えましたか?

名実ともにかっこよくタバコを吸って喫煙者の立場を向上していきたいですね。

 

おわり

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