インスタ映えしない方の、アメリカ

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DachimiN
コロンビア大学でうんこをしたことがある。

はじめに

アメリカ留学,と聞いたらどのようなイメージを思い浮かべるだろうか。タイムズスクエアのお洒落なカフェでコーヒーとサンドウィッチの簡単な朝食をすまし,サブウェイに乗ってキャンパスに着けば,パツ金美女とのキラキラキャンパスライフ・・・・なんて考えていないだろうか。それは,アメリカに幻想を抱き過ぎだっつーの!!では聞きますが,あなたの日本の大学では,忍者とゲイシャが寿司を食べながらハラキリをしていますか?

現在,私が留学しているのは田舎も田舎,LEGOブロックでいったら,緑色の土台プレートぐらい何もない田舎である。しかし,そんな田舎だからこそ,皆さんがメディアから取り入れているアメリカのイメージからは漏れてしまったアングラなやつらがここにはいる…今回は,私が撮りためておいた,新たなアメリカの姿をお伝えしたい次第である。

No.1 ストリートフードコレクション

日本では,飲み会のシメと言えばラーメンであろう。あるいは,お茶漬けや炒飯など,何かしらの米系かもしれない。とにかく,飲んだら炭水化物が欲しくなるのは世界共通と考えられる。そう,アメリカの人々も,飲んだ後にはシメとして,ピッツァを食べるのである。基本的にはピッツァはテイクアウトで食べ歩きをするそうだ。すると,土日の明け方には,酔ったやつらが道に落としてしまった,「ストリートピザ☆コレクション」がお目にかかれるのだ!

大胆なハーフピッツア。土の味が強めでしたが,おいしかったです。

ピザを落とせば,必ずソースの面が下に落ちる。だいぶ冷めてましたが,おいしかったです。

コレクションと言っておきながら,2回しか見つけられなかった。

No.2 ハンバーガー哲学

みなさんは,ポータルというTVゲームを知っているだろうか。これは,A,B,2つの穴を設置でき,Aの穴に入るとBの穴から出てくる,という性質を利用したパズルゲームである。よくわからない方は,でこぼこフレンズの「あなくま」を参照してほしい。そして,この写真をご覧いただきたい。

2つのハンバーガーのパンが互い違いに,地球と接している。これはちょうど地球という大きなお肉でハンバーガーを完成させるように…しかし,このハンバーガーの順番は,「パンA,地球,パンB」ではなく,「パンA &パンB,地球,パンA &B」のように,終わりのないハンバーガループになっているのに気が付くだろうか…それはちょうどウロボロスのように….ハジマリはオワリで,オワリはハジマリで…何を言っているか分からないだろうか。私も分からない。

No.3 夢の国

夢の国ッ,それはファンシーなネズミカップルとグーフィ―があなたを楽しませてくれる場所かッ!?馬鹿ッ!それは都会の人だけの話だろうがッ!田舎者は黙って,農業のテーマパークッ!トラクターとか,トウモロコシの塊の展示がある,農業のテーマパークッ!!

驚くことに,そこには,賭博堕天録カイジ第1話でカイジが美心でデートしたシーンで有名なあのトランポリンが!

(引用:福本伸行 「賭博堕天録カイジ」より)

まさかこのシーンの元ネタはこのテーマパークだったのか!福本先生もこんな田舎まで来て,カイジの着想を得ていたんですね!感動でした!!

さて,そこには,キッズ向けのベビーカー専用駐車場がありました。

ここに停められているたくさんのベビーカーとキッズ達の緊迫した雰囲気を見ていると,まるでベビーカーでマウントをとりあっているかのようでした。

マイケル(3)「なぁ,キャサリン..オレの単車…乗ってけよ…」

キャサリン(2)「えwwwもしかして,西松屋のベビーカーに乗っておきながら,この私に話しかけてるの?www私はやっぱりダーリンのMIKI HOUSE製じゃないとwwww」

ケニー (3)「だっせぇwwwそんなの乗ってるのガキだけだっつのー!www HAHAHA!!」

No. 4 アメリカの図書館

海外に来た瞬間,極端に海外を持ち上げ,日本を下げる(またはその逆)をやる人がいることを理解し,そうはなりたくないと思うものの,やはり,アメリカには日本にない良さがあるのも事実だ。その1つに,図書館にXbox 360があるということが挙げられる。

もしかしたら,その図書館だけでアメリカ全体の図書館については言えないことかもしれないが,とにかく,私が訪れた図書館にはXbox 360が置いてあって驚いた。この背景には,地域社会の中にも子どもの居場所を提供してあげたいという思いや,家庭の事情でTVゲームができない子どものためにも遊ぶ機会を与えるといった,優しい思いを感じられた。なにより,感動したのが,Xboxを利用するためには,パスワードや許可が必要なわけではなく,管理権を子どもに委ねていたことだった。これは,子どもを大人と同等の1人の社会的生活者として信頼していることを意味している。

悪ガキがいたずらしちゃうのでは,と疑ってかかる汚い大人の諸君!子どもを信頼せず,自由を奪い,挙句それは子どものためという盾をかざして自らを正当化する姿勢を恥ずかしく思え!!果たして,自分は人を疑える器があるほど公明正大に生きていると言えるのか!子どもは信頼されることを認知して初めて,他の人も信頼できるのだ!子どもを信頼できない人は最悪だ!!信頼してやれよ,人でなしが!!

ちゃんと見てみたら,コントローラーとバッテリーがバッチリとパクられていました。

No.5 これが自由の国だっ!

もう1つアメリカの良いところを挙げるとすれば,働く際の自由度が高い(ように見える)ことだ。特に,スーパーやレストランなど,第三次産業の中でも比較的,客と接する機会が多い職種をサンプルとして例に挙げると,やはりその自由度の高さはグランドセフトオート3ぐらいには匹敵する。例えば,レジで客との談笑は当たり前田のクラッカー,待ち時間はInstagram のストーリーをチェックだ!そして,最近一番驚いたのは,あるホームセンターに行った時のことである。何気なしにジュースが置いてある冷蔵庫を見ていると,

お判りいただけただろうか……右下に注目していただきたい。それは意外っ!開封済みケチャップ!そして,その他調味料!!これは,売り物か!?否ッ!従業員のランチに使うやつだっ!!

確かに,どちらにせよ,右下のスペースは空いているし,客も開封済みケチャップをわざわざジュースコーナから間違って買ったりしないため,理にかなっていると言えばかなっているかもしれない。では,羨ましいかと言ったらそうではないけれど,少なくとも冷蔵庫の中に堂々と鎮座する開封済みケチャップのような大きな人間になりたいとは思った。

おわりに

留学生活の中では,自分の中で変わったこともあったし,逆に譲れないと思えるものも見つかった。そんな自分の中の動きに関係はなく,時代は絶えず流れていく。その過程の中には,辛いこともあると予想される。しかし,それでも止まらない時代の大きな荒波に揉まれながら,自分を確立するためにもがいていくのだろう。時代に合わないから,他の人が悪いからと外に理由を求めて,不満を言うのはやめたい。ポケモンの実写化?別にいいじゃない。ココくんのチョコクリスピーでおなじみのココくんも実写化する世の中じゃないか。

おしまい

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