後輩女子に暖めてもらう装置を作った

工作
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危機木林
男子校出身。頭を切った経験があることが自慢。
俺の名前は木林。部活に明け暮れる高校生だぜ。
うちの部活のレギュラー争いは熾烈で、こないだの部内戦で負けた俺はレギュラーの椅子を手放す瀬戸際なんだぜ。
はわわ~、オレには箒球*¹の才能がないのかもしれないぜ。いっそのこと退部しようかだぜ……
*1:たぶん箒でボールを打ちあうスポーツ
公園で一人落ち込んでいた、そんな時……
せ~んぱい、えい!!
ギュオーーーン
いたっ!熱つっっっ!

なんで⁉⁉

 

熱々のコーヒーを投下してきたのは後輩の蘇保美(だいそ やすみ)。俺によくちょっかいをかけてくる変な女の子だ。

 

 

 

温かいコーヒーで気分転換はできましたか?せんぱい(笑)

 

 

お前なぁ!人が部活辞めるか悩んでるときに……

 

 

え~!!部活辞めちゃうんですか⁉だからいつも以上に負のオーラをまとってたんですね(笑)

 

 

俺には箒球*²の才能がないからな……
*2:きっと箒でボールを打ち合うスポーツ

 

 

そっか~、それは残念です。才能とかわたしはよくわかんないけど、部活頑張ってる時の木林先輩は好きでしたよ

 

 

やすみ……ありがとな。もうちょっと箒球*³やってみるよ
*3:箒でボールを打つ以外の解釈があるなら教えてほしい

 

 

か、勘違いしないでくださいよ!そういうのじゃないですから!ば~か‼

 

 

はい、というわけで熱い飲み物を押し付けられるという当初の目的は達成したわけですが、優しさや気づかいといった人のぬくもりを感じた気がしました。

 

愛とかよくわかりませんが飲み物をぶつけられた瞬間に体感温度が跳ね上がったことは断言できます。

 

もしかして、この熱が愛ですか?意図せず暖かいモノの1位と2位を制覇できたという事ですか?

 

皆さんも人のぬくもりをどうしても感じたくなったときはやすみちゃんを造ってみてはいかがですか?

 

僕は両親に頭がおかしくなったとマジの心配をされたので二度とやりません。今後は鶴瓶師匠の番組でも見て人の暖かさを感じたいと思います。

 

それでは、さようなら

 

 

p.s. やすみちゃんを家の廊下に置いといたら、マジビビりした父に怒られました。

~おわり~

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危機木林
男子校出身。頭を切った経験があることが自慢。
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