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新潟名物「イタリアン」を知っているだろうか?最近はメディアでの露出も増え、新潟県外の方の目に触れる機会も多いと思う。
だが今日は「イタリアン」を提供するお店「フレンド」のもう一つの売り、ラーメンを推したいのだ。
そもそも「イタリアン」とは何ぞや
新潟県民としては「イタリアン」をからし蓮根くらい認知度がある前提で話を進めたいのだが、怖いので一応説明から入らせてもらおう。
ここでいう「イタリアン」とは、イタリア料理とは全然違う。野暮な説明をすれば、「やきそば(のようなもの)に、ミートソース(のようなもの)をかけた料理」とでも言おうか。
「イタリアン」を提供するお店も「みかづき(22店舗)」と「フレンド(9店舗)」がある。
やれどっちのほうがおいしいだとか、うちの地域は絶対これだ!とか、好みがあるあたりもプロレス的に熱くなれる要素なのだ。
フレンドにやってきました
私は「フレンド」が本部を置く長岡市の出身であるからして、フレンドのイタリアンの味が染みついている。長岡市民にとってフレンドのイタリアンは産湯…じゃないが(液体じゃないし!)、でもそのくらい幼いころからなじみがある食べ物なのである。
でも今日はイタリアンは本題ではないのだ。なぜなら!地方の話題でさえインターネットに情報があふれる昨今、「イタリアン」のレビューなどもう何番煎じかというくらい擦られすぎているからである!
よって今日はフレンドのもう一つのおすすめ「ラーメン」を食べたいと思うのだ。
でも、変化球を投げて編集部に怒られたくないので一応「イタリアン」も紹介しておこう。
本題ではないとはいえ、イタリアンはそれはもううまい。ボロネーゼのようでいていい意味でチープで、他には味わえないソースがこれまた独特の“炒め感”のある麺と絡んで最高なのだ。
ソフトクリーム150円とイタリアン+餃子(人々はこれを「ペア」と呼びます)450円で、600円。世の中にある600円の食べ物で最も満足できる組み合わせではないだろうか。
「フレンド」のラーメンを食べてほしい
では本題のラーメンである。
まず驚くべきがその値段である。安けりゃいいという話ではないのだが、今日日440円で食べられるラーメンはそう多くはないだろう。チャーシューメンでさえ540円。
その昔このお店を訪れた際には1,000円で「花びらチャーシューメン」というのをやっていた記憶があり、一緒に訪れた父親が食べていた思い出がある。元々540円のチューシューメンのチャーシューを増量して1,000円になるというのは、それはそれはどれだけのチャーシューがのっていたことか。
というわけで何の迷いもなくチャーシューメン。餃子もセットだ。
今、あなたが上の画像を見て思い浮かべた味、そのまんまである。もう’ド’ラーメン、説明はいらない。ただ、うまい。
「じゃないほうのメニュー」「カウンター的なうまさ」とかではなく、本当にストレートなおいしさを称えたい。
実は麺も含め、すべて自家製(と表の看板に書いてあった)。でもそこで変な個性を出していないところが素晴らしいと思うのだ。
店内を見渡せば、意外とみなイタリアンでなくラーメンを食べている。イタリアンが身近すぎることもあるが、一度食べればラーメンを頼む気持ちもわかるはずだ。
面積が広く、地域によってさまざまなラーメンが根付く新潟は「ラーメン王国」と呼ばれることもある。そんな中でこのド直球ラーメンを提供する意義。鳴り止まない拍手を送りたい。
ありがとう、フレンド。君は一生の友達だよ。
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